VRヘッドセットのOculus Riftと並び、全方位型ルームランナーのような機構で実際に身体を動かしてゲームをプレイ出来るVRデバイスとして注目を集めている「Omni」。昨年8月より予約販売が開始されていた中、開発と販売を担当するVirtuix社が今年9月にも同デバイスをリリースすると公式サイト上に掲載しました。昨年6月にもKickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを実施し、目標額を軽く超える110万ドル以上の開発資金を獲得したVRデバイスOmni。腰部のハーネスと専用のシューズを履いてデバイス上で走ると、実際にゲーム内のキャラクターも同様の操作を行うという代物となっています。現在Virtuixの公式サイトにて販売されているのは499ドルの「Virtuix Omni Natural Motion Interface」と、2台のOmniを収録した1,19ドルの「Virtuix Omni Duel Pakage」。日本国内への輸送費と付加価値税は150ドルから250ドルになると記されており、これにほぼ必須となるOculus Riftや他の機器などを加えると"実際に歩いて遊ぶVR体験"への初期投資は軽く1,000ドルほど、さらには設置できるスペースが必要となる計算です。すでに『The Elder Scrolls: Skyrim』や『Half-Life』といったプレイ映像が登場し、さらにはNASAの火星探索研究用にOculus Riftと共に利用されていることも明らかとなっているOmni。今年9月にはVR体験やゲーミングの未来を世界中のプレイヤー達が体感することとなりそうです。
GENDAは来期M&Aなしでも売上1.5倍の見通し、ゲームセンターから総合エンタメ企業へ進化するか【ゲーム企業の決算を読む】 2025.1.6 Mon ゲームセンター運営GENDAの急成長に拍車がかかっています。