ソニー・コンピュータエンタテインメントは、同社の次世代ゲーム機PlayStation 4の販売台数が700万台を突破したと発表しました。3月頭には600万台の突破が報じられたばかりで、およそ1ヶ月でさらに100万台を上乗せるする好調なセールスデータが明らかとなっています。SCEの発表したプレスリリースによれば、700万台突破はそれぞれ国内では2月22日から4月6日、北米では11月15日から4月5日、欧州および中南米では11月29日から4月5日、アジアでは11月29日から4月6日までのセールスデータから明らかとなった情報。消費者への小売販売の数値はSCEIによって推定されたものとされています。SCEのCEOであるアンドリューハウス氏は「グローバルなゲーミングコミュニティからのPS4に対する反応は圧倒的なものとなってきました。ゲーマー達がPS4を次世代コンソールとして選択してくれたことには大変恐縮しています」とコメント。「PS4の旅は始まったばかりであり、世界的な強い需要に追いついていくという困難に直面はしているものの、消費者のニーズを満たし、刺激的で保証されたユーザー体験によって世界中のゲーマーの期待に応えるという確固たる信念は依然そのままです」と続け、さらに今後数ヶ月以内にもその"多くの体験"を公表していくとしました。PlayStation 4のソフトウェアセールスは小売店と日本標準時4月13日までにおけるPlayStation Storeからのダウンロードを含め2,050万本が突破(集計方法は上のPS4セールスと同様)。3月31日までにPS4でプレイ可能となったタイトル数はおよそ120タイトルにのぼります。また映像やイメージを気軽に共有できるPlayStation 4の「Share機能」に関しては、3月31日までで1億3,500万回以上のキャプチャがDualShock 4コントローラーのShareボタンより実施。TwitchとUstreamにてPS4を通してストリーミング配信されたゲームプレイは490万回以上であり、およそ9,000万時間のセッションが開かれたとのこと。PS4は現在、72ヶ国にて販売を実現しています。
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