株式会社アカツキが、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズと株式会社リンクアンドモチベーションを引受先とした総額14億円の第三者割当増資を実施した。これにより開発体制や広告宣伝の強化、台湾法人設立など事業投資を行うという。アカツキは、2010年6月に設立された企業で、「シンデレラシリーズ」や『サウザンドメモリーズ』、『テイルズオブリンク』などのスマートフォン向けゲームの開発を手がけている。特に「サウザンドメモリーズ」は先週末に200万ダウンロードを突破するなど好調に推移している。今回の資金調達に合わせ、従来よりアカツキのアドバイザーを務める元IBM Venture Capital Groupパートナー日本代表の勝屋久氏が新たに社外取締役に、元株式会社ミクシィ取締役CFOの小泉文明氏が非常勤監査役に就任する。さらに同社では6月に取締役COOの香田哲朗氏を代表に台湾現地子会社「暁数碼股份有限公司」(英文名Akatsuki Taiwan Inc.)を設立する予定で、この台湾拠点では中華圏・東南アジアにおける企業連携のほか、積極的に現地での採用を図り開発体制を構築していくとのこと。
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