ブロッコリーは、平成27年2月期 第2四半期決算を発表しました。売上高30億8400万円(前年同期比 7.0%減)、営業利益8億600万円(前年同期比 25.3%減)、経常利益8億500万円(前年同期比 25.3%減)、四半期純利益5億500万円(前年同期比 48.6%減)となりました。収益の拡大を図るためにブロッコリーは、『うたの☆プリンスさまっ♪』のムーブメント化への前進、リアルグッズNo.1メーカーへ、「Z/X(ゼクス)」2nd Stage Yearへの挑戦、プロモーション&セールスの強化、BCPを中心とした社員の安全と幸せの追求を今期の課題としていました。また、事業戦略として、「自社内にて開発するコンテンツのヒット創出、及びハイリターンの追求」と「リアルグッズ製作での確実な収益確保」の両立を掲げていました。こうした状況下で、第2四半期累計期間の売上高・売上総利益は、期初の計画に対して好調に推移しているものの、第2四半期累計期間において新作ゲームの発売がなかったこと等、前年同期とのタイトル発売時期の相違もあり、前第2四半期累計期間を下回る結果となっています。ゲーム部門では、『うたの☆プリンスさまっ♪All Star』『うたの☆プリンスさまっ♪Repeat』をはじめとした『うたの☆プリンスさまっ♪』関連作品のバックオーダーが、計画に対して好調に推移。ゲームソフト『神々の悪戯』を原作としたテレビアニメ「神々の悪戯」が、平成26年4月から6月にかけて放映されたことに伴い、同ゲームソフトのバックオーダーも好調に推移し、計画を上回りました。CD部門については、平成26年4月から7月にかけて販売した『うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング』新シリーズ4作、及び8月に発売した『うたの☆プリンスさまっ♪カルテットアイドルソング』が全作品ともにオリコン週間シングルランキングTOP10入りし、ブロッコリー初の男性専属アーティスト蒼井翔太も2ndシングル「TRUE HEARTS」を発売する等、順調な売上で推移しました。カードゲーム部門は、第8弾「神祖の胎動」、第9弾「覇者の覚醒」を発売したトレーディングカードゲーム「Z/X −Zillions of enemy X−(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス):略称Z/X(ゼクス)」シリーズの売り上げが順調に推移。グッズ部門は、女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズが好調でした。平成26年7月から原宿にて期間限定オープンしているコンセプトショップ「SHINING STORE(シャイニングストア)」でのグッズ販売も好調に推移したとのことです。
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