最後に中嶋氏は「Shinra Community SDK」のビジョンを紹介しました。これはゲームをシンラ上で簡単にテストしたり、パブリッシュしたりできるようにするもので、実行ファイルと共にZIPファイルで圧縮し、サーバ上にアップロードするだけで、自動的に配信できるようにするものです。開発環境に制約はなく、多くのゲームクリエイターが手軽に使えることが目的とされています。中嶋氏は「シンラ・システムの特性を活かしながらも、あらかじめ設定された標準的な設定をそのまま使い、短時間でユーザーテストを始めたい、開発スピード重視のゲーム向け」と説明し、インディゲーム向けの施策であることを匂わせました。技術サポートは日本とモントリオールのチームが分担し、日本側サポートには中嶋氏も含まれるとのことです。