米ソーシャルゲームディベロッパーのジンガが、経費削減のため中国支社を閉鎖すると発表した。同オフィスに所属する71名のスタッフがこの影響を受けるという。ジンガは2010年5月に中国・北京に拠点を置くソーシャルゲームデベロッパーのXPD Mediaを買収しアジア進出の拠点としてきた。以降同社はジンガの既存タイトルの中国国内向けのローカライズや新規タイトルの開発を手がけてきたが、2014年第4四半期のジンガの売上も芳しくなく(約1.925億ドル)、残念ながらレイオフの対象になってしまったようだ。なお、ジンガは新作2タイトルも合わせて発表した。1つは同社の旗艦タイトルとも言える農業シミュレーションゲーム「FarmVille」シリーズを題材とした3マッチパズルゲーム『FarmVille Harvest Swap』で、もう1つは2014年1月に買収したイギリスのスマートフォン向けゲームディベロッパーのNaturalMotionが開発するストラテジーゲーム『Dawn of Titans』。いずれも今年中にリリース予定で、現在一部地域にてテストを行っているとのこと。同社では今年も“mobile first”を掲げ、今年中に6〜10作のスマートフォン向け新作タイトルをリリースするとしている。
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