ある調査ではスマホユーザーの1/3が実況動画を楽しんでいて、うち44%が週一回以上のペースで視聴しているといいます。新しく作られたスタジオは「ゲーム実況主のための新拠点」として異なるタイプの計6つの収録部屋が用意され、ゲーム実況主に取って心強い施設となりそうです。
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本格的な収録のコントロールルームもあり、高品質な動画や音声収録にも対応。さらにバーカウンターも用意されていて、ゲーム実況主が集う場としても機能しそうです。機材もゲーミングブランド「Razer」との提携で、高性能なヘッドセットやマイクが用意されています。
登壇したCyberZ取締役の大友真吾氏は現在同社が取り組んでいる「OPENREC」について説明。これはスマホゲームに導入することで、簡単にゲームプレイの配信を可能にするシステムで、現在はサイバーエージェントが運営する『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』に導入されています。
「OPENREC」では簡単にゲームプレイの様子が録画でき、インカメラの映像も取り入れる事が出来るため、ワイプで自身の表情を映しながら、簡単にゲーム実況が可能です。CyberZでは実況主、声優、アイドルなど総勢50名のオフィシャルプレイヤーを結成。「OPENREC」を採用するスマホゲームの支援を行っていくとのこと。「OPENREC」の動画を視聴するためのサイト「OPENREC.tv」も5月にオープン予定だそうです。
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OPENRECでは簡単にゲームに実況機能を導入できる | ゲームUIに合わせたカスタマイズが可能 |
「OPENREC STUDIO」の利用についてはまずはオフィシャルプレイヤーを中心に案内していくとのことですが、将来的には一般への解放も視野に入れているとのことでした。
市場が広がっているゲーム実況ですが、専用スタジオの登場により、更に人気が加速していきそうです。