大手自動車メーカーのアウディがCES 2016にて、Oculus RiftとHTC Viveを用いてクルマを体験できるVRシステムを披露しました。アウディでは2013年からディーラーの店頭でクルマのカスタマイズを自由自在に行えるデジタルツールを提供してきましたが、更に進化したものとなっています。来場者はVRゴーグルを装着することによって好みにカスタマイズしたアウディのクルマを間近でチェックでき、更に近づく事でエンジン等の内部構造まで見ることができます。クルマ本体だけでなく、景観も変更でき、月面を走る様子を体験することもできるそう。クルマのモデルは約700万ポリゴンで構成され、英国のZerolight社との戦略的提携の元、Unityと独自開発のレンダリングエンジンで動作し、エヌビディアが最適化に協力したとのこと。90フレーム/秒で動いているとのこと。Road to VRでは体験映像も公開されています。アウディでは今後、各国のディーラーにこのシステムを導入していく計画だとのこと。
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