オートデスクは、レイトレーシングレンダラー「Arnold」を開発するSolid Angleを買収したと発表しました。金額は非公開。高度なモンテカルロ式のレイトレーシングレンダラーである「Arbold」は主要なVFXスタジオやアニメーションスタジオで採用され「モンスター・ハウス」「くもりときどきミートボール」「パシフィック・リム」「ゼロ・グラビティ」などでも採用されています。買収後はMayaやShotgunが属するオートデスクのMedia & Entertainmentチームに加わりますが、今後も「Arbold」を独立したプロダクトとして強化していくとSolid Angleは述べています。オートデスク社製品以外のCinema4D、Houdini、Katanaなど向けのプラグインも引き続き行っていくとのこと。オートデスクのMedia & Entertainmet部門のシニアバイスプレジデント、Chris Bradshaw氏は「私たちはアーティストのクリエイティビティを加速させる技術を常に探しています。効率的なレンダリングは特に3Dコンテンツ制作にとって重要で、Solid Angleの買収によってお客様はよりクリエイティブなプロセスに集中する事が出来るようになります。既存製品を改善するだけでなく、クラウドを活用した新たなソリューション開発にも取り組んでいきます」とコメントしています。
ソニーがKADOKAWAを買収協議中との報道―『エルデンリング』のフロム・ソフトウェアなど傘下企業にも注目、KADOKAWAは「当社として決定した事実はありません」とコメント 2024.11.19 Tue