
Rockstar Gamesはシドニーを拠点とする開発スタジオVideo Games Deluxeを買収したことを発表しました。
10年間Rockstar Gamesに協力してきたスタジオ

Video Games Deluxeは、元Team Bondiのメンバーで『L.A. Noire』の開発でRockstarと協力したBrendan McNamara氏が設立。LinkedInによれば、従業員数は2~10人ほどのようです。『L.A. Noire』の移植版やVR版、Netflix向け『Grand Theft Auto: The Trilogy – The Definitive Edition(グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版)』の開発、またそのコンソール版(ニンテンドースイッチを含む)の修正を担当したスタジオです。
『Grand Theft Auto: The Trilogy – The Definitive Edition』は当初、全コンソールで非常に問題の多い状態でリリースされたものの、数年後にVideo Games Deluxeのモバイル版アップデートが実質的に元のバージョンに取って代わり、パフォーマンスと安定性が大幅に改善されました。
2020年には、Video Games DeluxeがRockstar GamesとオープンワールドVR ゲームを開発中であるという報道もされています。
この買収により、Rockstar Gamesはオーストラリアでの開発拠点を確立。なお、Video Games DeluxeはRockstar Australiaと名称が変更されることも発表されています。