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昨今VR方面にも注力しているValveは、ハードウェアメーカーが最高クラスのVRシステムを構築するために必要な、新しい次世代VRコアコンポーネントの提供を開始したと発表しました。
- 「ワールドクラスのVRには、高精度のトラッキングとそれに見合う光学技術およびディスプレイ技術、そしてそれらのコンポーネント間の相互作用を作るソフトウェアスタックが必要です」―Jeremy Selan, Valve
Valveは今回の発表とともに、新しいカスタムレンズがHTC ViveやOculus Riftで使用されているOLEDパネルだけでなく、MicrosoftのWindows Mixed Realityヘッドセットで使用されいてる低残像LCDにも対応していることを明らかに。85~120°の視野角で最高品質のVR視覚体験を可能にするとのことです。
その他、「Watchman」トラッキングモジュールのリファレンスデザインと「SteamVR トラッキング 2.0」搭載のValve製ベースステーションによって、今後もフルルームスケールのサブミリメートルトラッキング技術を提供し続けていくと述べています。
まだまだ進化途中のVR。今後のさらなる発展が楽しみです。