海外紙Forbesは、仮想通貨のマイニングとゲームのルートボックス入手を組み合わせたサービス「GammaNow」を取り上げています。このサービスは、Aura社がプロジェクトを進行している“Gamma”と呼ばれる新しいブロックチェーンネットワークを利用するもの。ユーザーは「GammaNow」アプリケーションを立ち上げ、PCをアイドル状態にしておくだけです。一旦PCがアイドル状態になると、「GammaNow」は自動で“Gamma points”と呼ばれるポイントをマイニングしていくとのこと。溜まった“Gamma points”の使い道ですが、ポイントの消費で現金ではなく、ゲームのルートボックスを入手できるのが特徴。現時点では『オーバーウォッチ』や『ハースストーン』のルートボックス、『リーグ・オブ・レジェンド』などに用いられるRiot Pointの入手ができるようです。Aura社によれば『Counter-Strike: Global Offensive』、『DoTA 2』へ対応する計画も進行中としています。この仕組みを実現するために“Gamma”の処理能力は、その時最も価値が高い仮想通貨をマイニングするために用いられています。なお、“Gamma”プロジェクトには、ジンガゲームネットワーク創設者のMark Pincus氏や、『Guitar Hero』の開発元Red Octaneの創設者であるKai Huang氏なども投資家として関わっているようです。ベータ版実施中の「GammaNow」はこちら。各ゲームメーカーの規約や仕組みへの適合も含めて課題も多いと考えられる“ルートボックスマイニング”サービス。ユーザー・メーカー双方からの信頼を得て今後の発展がなされるのかに注目です。
ガチャは子供に悪影響?英国ゲーム業界がルートボックスを制限する業界原則を発表―確率開示や返金の容易化を含む11項目 2023.7.19 Wed 英国ではかねてより、ルートボックス商法に対して政府から何ら…
「キーワーズ」は翻訳だけじゃない―多様なサービス、そして“全世界と連携”できる強みを訊く【インタビュー】 2022.9.13 Tue 今回GameBusiness.jpでは、「キーワーズ東京オフィス」にて、セ…