ソニーは、2019年度経営方針説明会および「Sony IR Day 2019」において、「プレイステーション」の次世代コンソールに関する様々な情報を明らかにしました。公開された内容によれば、次世代コンソールは、「演算性能の更なる向上」と「超高速広帯域の専用SSD」を組み合わせたものになるとのことで、高速な描画により没入感を生み出すとしています。また、PS4 Proにおいて8秒のロード時間を要するシーンの読み込みが、発売までまだ多く時間のある時点でも1/10の0.8秒まで短縮されるとのこと。更に8K対応やレイトレーシング機能、3Dオーディオ機能やディスク対応と、ハードのローンチ・移行をスムーズにするための下位互換性のサポートについても言及されました。PS次世代コンソールについては、先日もPlayStation 4の開発に関わったマーク・サーニー氏が海外メディアのインタビュー内でその情報を明らかにしていましたが、今回、より公的な形で一部の情報が明言された形です。なお、気になるPS次世代コンソールのローンチプランの発表は「今後適切な時期に行われる」としました。更に、リモートプレイ・ストリーミングゲーム分野においても「PlayStation Now」の1080p対応など今後の拡張も明らかにされたほか、PS次世代コンソールにおいては、“ストリーミング”が既存のものに加える新たな主要ビジネスモデルになるとしています。
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