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『The Last of Us』や『アンチャーテッド』などヒット作を生み出してきたPlayStationの主要スタジオのひとつであるNaughty Dogにて、レイオフが行われたと報道されています。
契約社員がレイオフ対象に…
海外メディア・Kotakuの報道によれば、このレイオフは先週社内で通達されました。対象となったのは契約社員で、フルタイムのスタッフは対象外に。7月時点で400人を超える従業員数を抱える同スタジオでしたが、削減に踏み切ったようです。
レイオフ対象者にはQAテスターが多く、少なくとも25人が対象に。他にもアートからプロダクションまで幅広い部門に影響が出ているそうです。今回対象となったスタッフには退職金が提供されず、対象外となった従業員を含め箝口令が敷かれているとのこと。雇用は10月いっぱいで終了します。
また、同報道によれば、現在同スタジオはいくつかの作品を開発中ですが、そのうちのひとつである独立した『The Last of Us』のマルチプレイスピンオフが危うい状態にある模様。『Destiny 2』を運営するBungieの内部レビューを受け否定的な反応だったことから、完全にキャンセルとなったわけではないものの基本的に凍結状態になっているようです。
相次ぐ大手のレイオフ
今年のゲーム業界ではレイオフが相次いでおり、開発やスタッフへの影響が懸念されます。最近ではEpic Gamesが一部事業売却を伴うレイオフを実施したほか、インディーパブリッシャーのTeam 17も実施を発表しました。
その他にも『Halo』シリーズを手掛ける343 Industriesが1月に行われ、他にもエレクトロニック・アーツやユービーアイソフト、Embracer Groupといった大手でレイオフが実施されていると報告されています。
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