ソニーグループの2024年度第1四半期(4-6月)決算において、ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)部門の業績が好調だったことが明らかになりました。
同部門の売上高は前年同期比12%増の8,649億円となりました。この増収の主な要因として、為替の影響のほか、自社制作のゲームソフトウェア販売の増加や、プレイステーション・プラスを中心としたネットワークサービスの増収が挙げられています。一方で、ハードウェアは販売台数減少により減収となりました。
営業利益は前年同期比33%増の652億円と大幅増益となりました。これは主に自社制作ゲームソフトの販売増加やネットワークサービスの増収効果によるものです。また、プレイステーション5周辺機器の販売台数増加も利益に貢献しました。
ソニーは2024年度通期の同部門の見通しも上方修正し、売上高を従来予想から1,200億円増の4兆3,200億円に、営業利益を100億円増の3,200億円に引き上げました。