ゲームのレーティング審査機関であるアメリカのESRBと欧州のPEGIは、新型コロナウイルスの感染拡大について、リモートワークによって審査を継続しているため作業への影響が少ないことを明かしました。海外メディアIGNが報じています。それによるとESRB広報担当者は「事前に計画を進めていたことで3月16日以降の作業はリモートに切り替えられており、現段階でレーティング審査と分類の決定に遅れは生じていません。引き続きリモートで審査を行っていきます。」とコメントしています。また、PEGI広報担当者は「かねてよりオランダとイギリスで活動する団体と連携して審査を行っていたので、オフィス間のリモート作業は日常となっていました。おかげでこの状況が数週間前にヨーロッパ全体で広がり始めてすぐにリモートワークへ切り替えることができ、影響もほとんどありませんでした。」と語っているとのことです。なお国内におけるゲームレーティングの審査機関であるCEROは、4月8日より緊急事態宣言を受けて、5月6日までの業務の休止を決定しています。
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