
アメリカのレーティング審査機関ESRBは2018年4月より、ゲームのレーティング表記に課金要素やフィルタリングされていないユーザー作成コンテンツ要素の存在などを明示するラベルを導入していましたが、今回新たに「ランダムアイテムを含む課金要素」のラベルを加えることを明らかにしました。
このラベルは、プレイヤーが事前に中身を確認できない商品などを、現実世界の通貨(または現実世界の通貨で購入できる仮想コインやゲーム内通貨)を用いて購入できる全てのゲームにて適用されます。“ルートボックス”を除く、追加レベルや装飾アイテム、DLC、拡張パックを持つゲームについては既存の「課金要素」のラベルが適用されるとのことです。
消費者や愛好家の要望で追加されたというこの新ラベルにより、保護者は子供にとって安心・安全なゲームを選択しやすくなるのではないでしょうか。なお、“ルートボックス”という言葉を使用しなかったのは、ランダムアイテムを含む課金の仕組みすべてを網羅できないということと、最近の調査でルートボックスが何かを知っている保護者が3分の1未満であったことを理由として挙げています。