
ソニー・インタラクティブエンタテインメントから6月19日に発売された『The Last of Us Part II(ラストオブアス パートII)』ですが、ディレクターのニール・ドラックマン氏が開発チームに向けて、感謝のメッセージを送っていたことが明らかになりました。
ジョエル役を演じた俳優のトロイ・ベイカーさんが自身のYouTubeチャンネルで行っているトーク番組「LeGiT (Let's Get Into It)」でゲストに招かれたドラックマン氏は、開発期間中のハードワークに対してチーム全体にメッセージを送ったと説明。またその際、開発者ひとりずつにお礼のメッセージを送りたかったものの、チームが大規模すぎて諦めざるを得なかったことを明かしました。
そのほか、ドラックマン氏は作品への称賛はチームプロジェクト全体の努力に対するものであるべきなのに、個人に向けられる傾向にあると指摘。なにを書いたかは正確に覚えていないとしながら、「レビュースコアは素晴らしかったけど、君たちの誇りを見るのが俺の生きがいだ」という旨をメンバーに伝えたといいます。
また制作中に何度も衝突したというアートディレクターのジョン・スウィーニー氏には個人的に感謝メールを送り、「俺たちはいつも目も合わせなかったよな…」と書いたとき、思わず涙が出たというエピソードも明らかにしています。
なお、インターネットなどで嫌がらせなどを行っている人間に対し嫌悪感を示しつつも、作品を評価してくれたコメントに勝るものではないとしています。同氏は「本作の制作に携わったことが今までの人生で一番誇りに思う」とのコメントを残しています。