ライセンス管理ソリューション「SHALO」は、エンジニアのニーズにしっかりと対応
国内製品として使いやすさと安定したサポートを追及した、ライセンス管理ソリューション「SHALO」。講演では品部仁志氏が登壇し、製品の使い方や利用シーン、今後ライナップについての紹介が行われました。
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SHALO‐LICENSINGは、Windows/Macアプリケーションやライブラリをスクランブル&保護することができ、ライセンスを付与したUSBドングルのみ起動許可をできるようにするソリューションです。品部氏によると、本ソリューションを利用することで、単体のアプリケーション(EXE/DLL/App)を有効期限管理、漏洩リスクを低下でき、サブスクリプションの収益化が見込めるとのこと。ゲーム開発会社のエンジニアのニーズに、しっかりと対応しています。
続いて品部氏は、SHALO‐LICENSINGの特徴について、大きく3つに分けて紹介。1つ目の特徴として、高い安定性を持つことを挙げます。Win EXE(x86/x64)/Winn DLL/Mac App(x86)などPC向けライブラリ・バイナリに対応しており、完全自社開発のソリューションのため、安定した動作環境・ツールの提供ができるとのこと。
2つ目の特徴は、シンプルなツール群で簡単に導入ができるという点です。ソースコードが改変不要で、暗号化・ライセンスの管理が可能となっており、プログラマーを必要としておりません。また、暗号化ツール・USB書込ツールなどシンプルなツールで構成されており、Javaなどの外部環境依存が少ない、安定動作するツールを提供しています。
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特徴の3つ目は、日本国内で開発・製造されている点です。USBドングル・ツール類全てが日本国内での開発・製造となっており、長期供給可能な開発・製造体制が整っています。
●SHALO‐LICENSINGが持つ5つの機能について紹介
SHALO‐LICENSINGの機能について、品部氏は「暗号化」「アンチデバッガ」「ハッシュ検証」「有効期限設定」「VN検出」の5つを説明。アプリケーション・アセットファイルを暗号化し、起動時にデバッガがアタッチされている場合、それを検知して動作を停止します。起動時にアプリケーションのハッシュ値を検証し、改ざんを検知した場合も動作を停止。アプリケーション実行の有効期限を日単位で設定でき、ノードロックライセンスを発行する際に、その環境がVM上か否かを知ることができます。
また、品部氏はSHALO‐LICENSINGの外観のイメージについて、画像付きで紹介。リアルタイムクロックが付いているものと付いていないものの2種類があり、前者は金色、後者には銀色の製品ロゴマークがプリントされています。
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管理コンソールについては、クラウドの管理ツールが用意されています。管理ツールではユーザーの管理やプロダクトの作成、ライセンスの発行など、ライセンス発行のためのオペレーション全般を行うことが可能です。
最後に、品部氏は本ソリューションについて、将来的にはLinuxへの対応も考えたいと話し、講演を締めくくりました。SHALO‐LICENSINGは、2020年初夏にリリース予定です。
■本製品に関する問合せ先
株式会社アクセル:https://www.axell.co.jp/
contact@axinc.jp