マイクロソフトは9月9日、海外時間11月10日に発売を予定している次世代コンソール機「Xbox Series S」のスペックの詳細を公表し、性能を解説する動画を公開しました。

Xbox Series S スペック
CPU:8x Cores @ 3.6 GHz (3.4 GHz w/ SMT) Custom Zen 2 CPU
GPU:4 TFLOPS, 20 CUs @ 1.565 GHz Custom RDNA 2 GPU
CPUプロセス:7nm Enhanced
メモリ:10 GB GDDR6(8GB @ 224GB/s 2GB @ 56GB/s)
内部ストレージ:512GB Custom NVME SSD
拡張可能ストレージ:1 TB Expansion Card (内部ストレージと同じ)
光学ドライブ:無し
パフォーマンス目標:1440p @ 60 FPS、最大120FPSまで
Xbox Series X スペック
CPU:8x Cores @ 3.8 GHz (3.6 GHz w/ SMT) Custom Zen 2 CPU
GPU:12 TFLOPS, 52 CUs @ 1.825 GHz Custom RDNA 2 GPU
CPUプロセス:7nm Enhanced
メモリ:16 GB GDDR6 (10GB @ 560GB/s 6GB @ 336GB/s)
内部ストレージ:1 TB Custom NVME SSD
拡張可能ストレージ:1 TB Expansion Card (内部ストレージと同じ)
光学ドライブ:4K UHD Blu-Ray Drive
パフォーマンス目標:4K @ 60 FPS、最大120FPSまで
なおGPUに関しては「Series X」との主な違いの部分とし、ネイティブ4K解像度上での60fpsを実現している「Series X」に対し、「Series S」では1440p解像度をターゲットにし、最大120fpsで次世代ゲーム体験ができるとのことです。
前世代の「Xbox One」との比較で約3倍のGPUパフォーマンスを発揮。データの入出力の帯域幅は「Xbox One」との比較で約40倍。ロード時間の短縮やフレームレートの安定化、複数タイトルに渡るクイックレジュームにも対応しています。
動作の具体例として『アウターワールド』のロード時間の比較では、前世代の「Xbox One S」で53秒かかる場面を12秒にまで抑える例、フレームレートでは『Gears 5』において120fpsを確保している例が挙げられています。
※UPDATE(2020年9月10日1時2分):2機種の性能表を追記しました。また本文を修正しました。
※UPDATE(2020年9月10日8時40分):誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。