
インプレスは、サンドボックスゲーム『マインクラフト』のゲーム内ストアで販売中のワールド「京町家『薫諷堂』」が、中学校数学教科書「未来へひろがる 数学1」に掲載されたことを発表しました。京都に残る伝統的な家屋を表現したゲーム作品が教育現場に取り入れられています。
『マイクラ』の和風作品が中1教科書に!
京町家「薫諷堂」は、日本の都市再現を得意とするプロクラフターチームのTeam-京が手掛ける和風作品です。京都市内にも残る伝統的な日本家屋を隅々まで観察できるほど高精度に表現しており、アスレチックを攻略するように探索可能。マップの至る所に隠された花札を見つけながら、京町家について学ぶことができます。
啓林館が発刊する中学校1年生用の数学教科書「未来へひろがる 数学1」では、第6章「空間図形」の導入ページに薫諷堂を掲載。「空間内の平面と直線」という、数学的な考え方を視覚的にイメージできるとして採用に至ったとのことです。

学習ドリルとしても登場している『マインクラフト』は様々な教育プログラムに活用中。学校教育向けのバージョン『Education Edition』はクラスメイトと共同作業を行い協調性も身につけながら、プログラミング的思考を学べる教材として文部科学省にも紹介されています。
子供にも人気なゲーム作品を通して学習内容をより身近に感じる試みが、ワールドである京町家「薫諷堂」の掲載という新たな形で展開されているようです。
京町家「薫諷堂」は『マインクラフト』マーケットプレイスにて490マインコインで販売中です。