ウェブサイトやマルチメディア資料の保存を行っているInternet Archiveは、2020年12月31日にサポートが終了するFlashアニメ・ゲームの保存を発表するとともに、プラグイン無しでブラウザでの再生が可能となることを明らかにしました。
ライブラリには既に500以上の作品が登録されており、公開日や作者情報なども掲載。システムには以前ご紹介したエミュレーター「Ruffle」の技術が組み込まれており、WebAssemblyをサポートしているすべてのブラウザで動作するとのことです。
読者の中にもどっぷりハマった人が多いであろうFlash作品。それらが形として残るのはインターネット史の資料としても非常に重要なことなのではないでしょうか。なお、クリエイター、アーティスト、コレクターが所有するswfファイルがエミュレーターで動作するか確認するためのテスト環境が用意されています。