ウクライナのデベロッパーGSC Game Worldは12月17日、現在開発中のFPS・RPG『S.T.A.L.K.E.R. 2: HEART OF CHERNOBYL』において、先日発表したNFT技術の採用を中止すると発表しました。
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先の12月15日に、所有者の顔を再現する3人の「NPC」の権利の取引開始を皮切りに、段階的にゲーム内にNFT技術を用いたアイテムを組み込む用意が行われていくことが明らかにされていましたが、これらが全て取り止めになるとのことです。
発表では、寄せられたフィードバックを基に、ファンやプレイヤーの利益を最優先とするため、NFT関連の一切の要素をキャンセルすることに決定したとのこと。本作は、どのようなコストが生じようとも、プレイヤーの皆に楽しんでもらう為に制作が行われているとし、プレイヤーが憂慮することもまた、開発者一同が憂慮することに他ならないとの思いが綴られています。
『S.T.A.L.K.E.R. 2: HEART OF CHERNOBYL』は、PCとXbox Series X|Sを対象とし、日本語字幕対応で2022年4月28日に発売予定です。