Embracer Groupは5つの企業を事業買収し、5社の中にはDark Horse Mediaが含まれていると発表しました。
この買収によって、Dark Horse Mediaは同グループの10番目の事業グループとなりコンテンツ開発、コミック出版、映画・テレビ制作の専門性を高め、トランスメディア機能を強化できるとしています。同グループは2020年2月には『World War Z』などで知られる独立開発スタジオのSaber Interactiveを買収し、2021年4月には、『ボーダーランズ』シリーズなどで知られるGearbox Entertainment Companyや『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』の開発に携わるAspyrを買収するなどしています。
Dark Horse Mediaは300以上の知財を所有または管理しています。中でもコミックス出版は同社の中心事業で、「The Mask」「 Time Cop」「Father's Day」「Ghost」などの自社タイトルや「Star Wars」「Avatar the Last Airbender」「Stranger Things」「Witcher」などのライセンスタイトルに加えて「ベルセルク」や「子連れ狼」などの日本の漫画タイトルを取り扱い、ベストセラーとなった「ゼルダの伝説 ハイラル・ヒストリア」などのゲームアートコレクションのリーダー的存在となっています。
Dark Horse Mediaの創業者でありCEOのマイク・リチャードソン氏は、今回の買収後も既存の経営陣とともに引き続き同社をリードしていくとしています。