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ニンテンドースイッチや3DSなどで海賊版ゲームのプレイを可能にする、クラッキングソフトとデバイスを作成・販売していたクラッカー集団「Team Xecuter」のリーダーの一人であるGary Bowserに、懲役40カ月の判決が言い渡されました。
違法なクラッキングソフトによる「Team Xecuter」の売り上げは推定数千万ドルとされ、任天堂は何年もBowser被告を訴えていましたが、2020年9月に被告がドミニカ共和国から米国に強制送還されたことがきっかけで裁判が進展を迎え11件の重罪で起訴。2021年12月には別の民事訴訟でも1000万ドルという金額を任天堂に支払うことに被告は同意しています。本件はクラッカーの名字が「クッパ」の英語名と同じ「Bowser(バウザー)」ということもあり注目を集めていました。
今回の判決に対し任天堂は以下の通り、アメリカの法執行機関を賞賛する感謝のプレスリリースを発表しています。
任天堂は、任天堂およびビデオゲーム業界に深刻な被害をもたらす世界規模の違法行為を抑制するための連邦検察当局および法執行機関の懸命な努力と不断の努力を高く評価しています。特に、任天堂は、連邦捜査局(FBI)、国土安全保障省国土安全保障捜査局(HSI)、ワシントン州西部地区連邦検事局、米国司法省コンピュータ犯罪・知的財産局、司法省国際局の多大な貢献と支援に感謝いたします。
検察は“クッパ”はTeam Xecuterという犯罪集団の「顔」であると主張し、任天堂に6500万ドルの損失をもたらしたと推定しています。
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