
Steamで販売中のいくつかのゲームが、ロシア向け価格を大幅に引き上げることでウクライナ侵攻への抗議の意志を表明しています。
ポーランドのデベロッパーThing Trunkが開発した『Book of Demons』はロシア向け価格を549ルーブル(約570円)から6,666ルーブル(約6,900円)へと引き上げ、Steam上でコメントを掲載しています。それによるとこれからの7日間で得る販売収入の全てを難民保護の活動をするNGOに寄付することを宣言するとともに、価格引き上げはロシアのプレイヤーにウクライナで何が起こっているかを気付いてもらうための一時的な措置であることを説明しています。なお同作Steamストアでは主にロシア語での不評レビューが殺到し、記事執筆時点での最近のレビューは“圧倒的に不評”となっています。
またその他にも『Goldmine』がロシア向け価格を1,000,000ルーブル(約110万円)にすると同時にルピーと人民元価格も引き上げてコメントを投稿、『Ebony Spire: Heresy』は14,099,829.08ルーブル(約1,500万円)、『Space Mercs』は9,999,259ルーブル(約1,000万円)として、それぞれのストア内ゲーム説明部分にウクライナでの戦争を止めるよう呼び掛けるメッセージが掲載されています。


