
海外向けのデジタルマーケティング・広告事業を展開するセカイエは、香港のディープラーニング・スタートアップであるPantheon Lab Limited(パンテオン・ラボ)と共同で、最先端のAI技術で生成されたリアリスティック・クオリティーのバーチャルヒューマンをプロモーション、販促、ブランディング、広告などのマーケティングに活用するサービスを開始します(サービスサイト)。
バーチャルヒューマンは、AIや3DCGによって開発・制作された実際の人間さながらのモデルです。外見、性別、人種、経歴など現実で付きまとうさまざまな制約から解放された存在であり、不祥事を起こすこともないので、ブランドの安全性が保証された状態でブランドメッセージのコントロールを行えます。
最新のレポートによると、バーチャルヒューマン・アバターのグローバル市場規模は2030年におよそ5,275億8,000万米ドルに達し、予測期間にわたり年平均成長率46.4%を記録すると予測されています。
バーチャルヒューマンは、今後ファイナンス、銀行、教育、ヘルスケア、小売、エンターテインメントなどさまざまま産業分野において大きなトレンドになることが考えられ、また、今最も大きな購買力を持つデジタルネイティブのミレニアル世代やZ世代はバーチャルな体験を進んで受け入れていることから、日本においてもこれまで以上に浸透することが期待されています。


同サービスは、広告・プロモーション領域やブランディング領域における企画プロデュース/キャンペーン施策の実施、CM映像やプロモーション動画の制作、SNS投稿用の静止画制作などを、国内外を問わずワンストップで提供します。
また、Yuna、Hailey、Nat、Popcorn(爆谷)など、既存のバーチャル・ガールとのコラボやバーチャル・ガールによる商品プロモーション、キャンペーン・CM起用も可能なほか、2023年夏ごろまでにはAIによるリアル型バーチャルヒューマンの「ライブアクション」が導入される予定で、それによりリアル型バーチャル・インフルエンサーによるライブコマース(ライブ配信による商品プロモーション・販促)や、リアル型バーチャル・アイドルのライブ配信などが実現します。
