KLabのWeb3関連事業を管轄する同社子会社のBLOCKSMITH&Co.と、Thirdverseのブロックチェーンゲーム関連事業を管轄する同社子会社のゲームスタジオSWORD PTE. LTD.は、日本を代表するサッカー漫画『キャプテン翼』の新感覚ブロックチェーンゲーム『キャプテン翼 -RIVALS-』を2022年内にローンチすると発表しました。
本作は『キャプテン翼』の選手たちを育成して他のプレイヤーと対戦するゲームで、最大の特長は対戦で得られるライバルピースを選手やサポートキャラクターなどのNFTを含む報酬と交換できる点にあります。
プレイヤーが獲得・使用する選手は、同一キャラであってもプレイヤーごとに異なるイラストやパラメータ、必殺技シーンムービーなどで構成される「ジェネラティブNFT」が採用されています。
ジェネラティブNFT選手の育成には、原作に登場するライバルたちと戦うPvE対戦モードで獲得できるトークン「TSUBASAUT」を使用します。これによりキャラのレベル、パラメータ、必殺技、スキルなどが上昇／解放されるほか、2つの選手の特徴を合わせた新たなNFTキャラを産み出すこともできます。また、育成したキャラは、ゲーム内のマーケットプレイスで売買できます。
そしてゲーム内音楽には「ジェネラティブBGM」が採用されています。これはジェネラティブNFTと同様にプログラムによる組み合わせで自動生成される音楽で、国内外のさまざまなアーティストのプロデュース、リミックスを手がける音楽家・大沢伸一（MONDO GROSSO）氏が楽曲制作を担当しています。
『キャプテン翼 -RIVALS-』はプレイを通じてガバナンストークン「TSUBASAGT」、ユーティリティトークン「TSUBASAUT」を獲得できるようになっており「Play-and-Own」というこれまでのソーシャルゲームにはなかった新たな体験を楽しめます。
BLOCKSMITH&Co.とThirdverseは本作をユーザーに長く楽しんでもらうブロックチェーンゲームにすべく「投機を目的としたユーザーより、ゲームを楽しむユーザーがユーティリティトークンを多く得られる仕組み」、「ユーティリティトークンを使って遊ぶユーザーを優遇する仕組み」、「ユーティリティトークンの獲得/消費のバランスを取るための動的な制御」という3つの仕組みを導入し、トークンの需給バランスを保ってゲーム経済圏がサステナブルな状態であることを維持し続ける狙いです。
また、本ゲームのトークンはIEO（取引所を介した上場）を目指しているとのことです。
『キャプテン翼』原作者 高橋陽一氏のコメント
今回、ブロックチェーンやNFTという新しい技術を使ったゲームを出してもらえることになりました。どんな風に遊べるのか、僕自身もまだわからない部分も多いのですが、その分期待も大きいです。今までのゲームとはまた違った形で皆さんに楽しんでもらえたらと思います。
音楽家・大沢伸一（MONDO GROSSO）氏のコメント
数ある音楽の使途のなかでも、ゲームとの親和性はかなり深いものがあると考えている。特に本作では、1曲に対して複数のアプローチをステムで用意し、組み合わせの妙を楽しむという部分が画期的だと思います。
