デンマークのモーションキャプチャ会社Rokokoは、手軽にモーションキャプチャを行える無料ツール「Rokoko Video」を公開しました。
「Rokoko Video」はユーザーが所有する既存のウェブカメラや携帯電話のカメラを利用でき、キャプチャしたい動きを撮影した動画を専用サイトにアップロードすることで、AI搭載エンジンがモーションデータを生成してくれます。
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その後ユーザーは、3Dキャラクターアニメーションソフトウェア「Rokoko Studio」からモーションデータにアクセスし、フットロックなどの高度なフィルタでデータを改善してからBlenderやCinema4D、Unity、Unrealなどの3Dツールにエクスポートできるとのことです。
アニメーションの入門用とされる「Rokoko Video」は、公式サイトにて公開中。RokokoのCEO Jakob Balslev氏は高い忠実度やリアルタイムのストリーミングが必要な場合は、同社のハードウェアモーションキャプチャツールの使用を勧めていますが、手早く簡単に高品質のアニメーションが必要な場合は「Rokoko Video」は素晴らしい選択肢だと語っています。