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『GTA』シリーズのパブリッシャーとして知られるTake-Twoは、「会社のさらなる長期的成功」のため社内の人員削減を行ったことを認めました。
開発への影響は最小限と広報担当者
ブルームバーグ紙レポーターのジェイソン・シュライアー氏が、情報筋が語るTake-Twoの従業員解雇についてツイートしたのをきっかけに、海外ゲーム情報メディアPC Gamerが同社へ確認を行い、事実と認められました。
同社からの声明では具体的に何人の従業員が、どこから解雇されたかといった詳細については回答が控えられていますが、シュライアー氏による報告では同社内レーベルであるPrivate Divisionが名指しされています。
同社広報担当副社長のアラン・ルイス氏は主に企業運営とレーベルパブリッシングの分野で米国チームを対象に削減を行ったと話し、米国以外でも現地法手続きに従い同様の削減が行われる可能性があると述べています。ルイス氏は「テイクツーは、近年の飛躍的な成長からさらなる成功を遂げるために、このような必要な措置をとっています。」と述べ、人材と技術への戦略的な投資の継続を示し、今回の変更による米国開発チームへの影響は最小限だと語ります。
「中つ国」ゲーム化への影響はあるか?
Private DivisionはオープンワールドRPG『The Outer Worlds』のパブリッシャーとして知られるほか、現在「中つ国」を題材としたゲームのパブリッシングを担当していると発表されています。