
モバイルおよびデジタル市場データを統合データAIプラットフォームで提供するアメリカのdata.aiは、2023年第1四半期のアプリ業界最新予測を発表しました。世界的に経済的な逆風が吹く中でもグローバルのアプリ市場は回復傾向にあり、同四半期の消費者支出は過去最高額の341億ドルに達する見込みです。
消費者支出をストア別で見ると、iOSは前年同期比で5%増の218億ドル、Google Playは前年同期比で7%増の123億ドルとなり、ともに伸長が見られました。

iOSユーザーは依然としてAndroidユーザーよりはるかに多くの金額をアプリに費やしています。iOSは両アプリストア合計の消費者支出の65%を占め、非ゲームアプリの消費者支出に占める割合は71%に達しています。
非ゲームアプリにおける消費者支出の高さは、アプリ内サブスクリプションの需要の高まりによるものであると考えられます。
また、2023年第1四半期のアプリダウンロード数は384億ダウンロードとなり、2022年第3四半期の387億ダウンロードに次ぐ、過去2番目に多いダウンロード数となりました。

上記に併せて、全世界のアプリダウンロード数・消費者支出・月間アクティブユーザーのランキングも公開されました。アプリダウンロード数ではTikTokがInstagramを抜いており、TokTokが消費者支出ランキングともども2部門でトップになっています。
