YouTuberのPointCrow氏は、ニンテンドーオブアメリカからの申し立てにより、自身のYouTubeチャンネルの動画が削除されたと発表しました。
RTAやMod動画などで人気のYouTuber
PointCrow氏は、チャンネル登録者161万人を誇るアメリカのYouTuber。ゼルダの伝説のRTAなどで人気を博していますが、ゲーム以外でも大きな氷が溶けるのを10時間見続けるなどの実写コンテンツにも挑戦しています。
そんな同氏が、4月15日に「Nintendo is Taking Down My Videos」と名付けた動画を投稿。ニンテンドーオブアメリカの申立により自身の動画がいくつか削除されたことや、その経緯を説明しました。
それによると、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をマルチプレイ化するModをプレイした4つの動画が、現地時間4月6日にニンテンドーオブアメリカによってブロックされたことが発端とのこと。

これまでもRTA動画や、Modを用いた動画を投稿してきましたが、同氏のコンテンツに対する申し立ては今回が初であり、動画もフェアユースの範囲内であるとしています。
その後、ニンテンドーオブアメリカに対して友好的な解決策を求めるメールを送りますが、翌日にはさらに24本の動画に申し立てが行われたとのことです。それらの動画の多くはModコンテンツですが、一部には通常ゲームプレイのものも含まれています。
他にも同様のケースが
動画内では、同じようにニンテンドーオブアメリカからの申し立てで動画が削除された人物として、Croton氏を取り上げており、こちらでも通常ゲームプレイの動画まで削除されています。またニンテンドーオブアメリカのガイドラインについても解説し、Modコンテンツは違反かもしれないが、歴史的にはそうではないといった主張も行っています。
果たして、海外ユーザーのゲーム改造に対する「歴史的正しさ」主張は届くことはあるのでしょうか。
¥7,920
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)