Gaijin Entertainmentは、基本プレイ無料のミリタリーオンラインゲーム『War Thunder(ウォーサンダー)』のゲーム内経済を大幅に変更するアップデートについて、取り消しを決定しました。
さらなる課金を強いるアプデにコミュニティが猛反発
5月16日に配信された「サーバーアップデート」では、ゲーム内経済の変更が実施されました。このアップデートは、兵器の修理コストや、部隊兵器の研究および購入コストなどに変更が加えられました。それにより、兵器の修理や購入に使用するゲーム内通貨の必要量が増加し、ゲーム内通貨をリアルマネーで購入しないとプレイするのがさらに難しくなる調整内容でした。
以前からの傾向として「プレミアムアカウント」に課金してもゲーム内通貨の獲得量が減少しているうえに、兵器が次々と追加され、修理コストは増え続けており、ゲームを快適にプレイすることができなくなってしまうとコミュニティは猛反発。Steamストアページでは大量の低評価レビューが投稿され最近のレビューでは「圧倒的に不評」となってしまう事態に。Gaijin Entertainmentは、5月19日に上記アップデートの取り消しを発表し、変更の意図を説明するブログを投稿しています。
夏にもゲーム内経済に関するアップデート実施予定
『War Thunder』は、今年の夏にもゲーム内経済に特化したアップデートを実施し、ゲーム内経済の見直しを実施する予定です。また、5月25日まで公式サイトの専用アンケートフォームから意見を送ることができます。