
アドベンチャーゲーム『RiME』などを開発したスペインのゲーム開発スタジオ「Tequila Works」が、商標とIPをオークションに出品していることが判明しました。
スペイン・マドリードを拠点に、『Deadlight』や『RiME』などの開発元で知られる「Tequila Works」ですが2024年11月、財政難の深刻化を理由に破産申請。同社がオークションサイト「Escrapalia」にリリース済みのタイトルおよび、開発中止となったタイトルの商標とIPを、さらには「Tequila Works」のブランドそのものを出品し、入札期限は2025年5月14日となっています。

名作4本+未発表作、そしてブランド名まで出品
リリース済みタイトルにはデビュー作『Deadlight』をはじめ、『RiME』『GYLT』『The Invisible Hours』の4作品が並び、最低落札価格は代表作と言える『RiME』と『GYLT』が15,500ユーロ(約251万円)、『Deadlight』と『The Invisible Hours』が2,600ユーロ(約42万円)に。開発途中で中止となった『Brawler Crawler』『The Ancient Mariner』『Dungeon Tour』『Ideas Tequila Works』の4タイトルは一律270ユーロ(約4万円)が落札最低価格です。

さらにスタジオ名である「Tequila Works」のブランドそのものも出品。これには商標「Tequila Works」、Webのドメイン、SNSアカウントなどを含み、最低落札価格は270ユーロ(約4万円)です。
