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任天堂が、ファミリーコンピューターの初期カートリッジの“形状&マーク”のデザインを商標出願したことが明らかになりました。2023年5月11日に出願し、5月19日に公開されています。
2022年にはマークのみのデザインを出願・公開済み
今回出願されたデザインは、ファミリーコンピューターでお馴染みのカセット形状にくわえ、中には『ベースボール』『テニス』などの初期作品で使用されていた波のようなマークが描かれています。出願区分は「9類(電子ゲームのプログラムなど)」「16類(事務用品や文房具など)」「18類(ペット用被服やカバンなど)」「25類(被服や靴など)」「28類(ゲーム用具やゲーム機)」です。
任天堂は2022年に今回出願されたものの“マーク部分”のみを出願していて、こちらは2023年12月9日に公開されています(ステータスは「係属-出願-審査待ち」)。また、こちらの出願時にはなかった16類と18類の区分がある一方で「第41類(娯楽の提供やオンラインサービス関連)」についての区分はありません。
7月15日でファミコンは40周年
ファミリーコンピューターは1983年7月15日に発売され、今年で40周年を迎えます。今回の出願がゲームのプログラム関連だけでなく、グッズ関連の展開を思わせる出願区分も多く行っているため、なんらかの記念商品の発売があるかも知れません。
なお、2013年のファミリーコンピューター30周年では、WiiUバーチャルコンソールで対象ソフト7本が30円で購入できる記念キャンペーンなども行っていました(Webアーカイブ)。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)