9月1日から3日間、横浜パシフィコで開催されたCEDECが、ようやく終了しました。「新生CEDEC」の名の通り、今年は質・量ともにスケールアップして、参加者の一人として、たいへん驚かされました。関係者の皆様おつかれさまでした。
「ノスタルジックなゲームの現代的パッケージング手法〜『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』の開発事例〜」では、同ゲームを開発したインディーズゼロの鈴井匡伸氏が開発手法を紹介しました。
スクウェア・エニックスから発売された『ファイナルファンタジークリスタルクロニクルズ エコーズ・オブ・タイム』はWiiとニンテンドーDSで全く同じゲームが楽しめるという今までにない挑戦に取り組んだ意欲作です。
タッチインターフェースの先には、何があるのでしょうか?
「安い、早い、美味い」。大手ファーストフードチェーンの標語ではありません。これがカプコン流の開発キーワードです。
今年のCEDECで特徴的だったのが、参加者のiPhone所有率の高さです。
オンラインゲームの運営というのはどういった仕事なのでしょうか。学生を対象とした業界研究フェア「ゲームのお仕事」では、株式会社ISAOのサービスオペレーション本部カスタマー・ソリューショングループ スーパーバイザーである高村 弓氏が講演を行いました。
CEDEC 2009、2日目の基調講演に立ったのは、「機動戦士ガンダム」などのアニメーション作家として知られる富野由悠季氏。"ゲーム嫌い"とも言われる冨野氏がゲーム開発者を前にどのような話をするのか、ホールには入りきれないほどの聴衆が集まりました。
女性主人公、ハードでスタイリッシュなアクションなど個性的な要素を配し、発売前から話題となった『ベヨネッタ』。プラチナゲームズ株式会社の橋本祐介氏、西村栄治郎氏、齋藤健治氏はグラフィック面からのアプローチを語りました。
Wiiで発売され、高い評価を得たサウンドノベル『428 〜封鎖された渋谷で〜』(以下『428』)。映画のスタッフを起用し、渋谷の街で60日という長期間ロケを刊行したことでも話題となりました。
ローカライズにおいて文化の差は、どのように乗り越えればいいのでしょうか。
敵を知り、己を知れば、百戦また危うからず……。海外向けのゲーム開発でも、同じことが言えます。では私たちは海外市場の現状と国産ゲームの強みを、どれだけ理解しているでしょうか?
株式会社サイバーコネクトツーといえば『NARUTO−ナルト− ナルティメットストーム』『.hack//G.U.』などのタイトルで評価が高いデベロッパー。CEOの松山 洋氏とディレクターの下田 星児氏が、キャラクター版権タイトル(キャラものゲーム)に関して秘密を明かしまし
注目のスクリプト言語「Squirrel」。株式会社スクウェア・エニックスの北出 智氏と神尾 隆司氏は、Wiiウェア『光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』(以下、『光と闇の姫君』)の開発における実例を解説します。
ニンテンドーDS用ゲーム『シグマハーモニクス』ではゲームと音楽の融合が行われました。株式会社スクウェア・エニックスの開発部サウンド室の鈴木 光人氏、プランナーの佐藤 泰弘氏がその開発秘話を公開しました。
不況の影響からパブリッシャーとデベロッパーが共に苦しい昨今ですが、デベロッパーはパブリッシャーといかに関わるべきなのでしょうか。
ゲーム開発で最もその出来を左右するのは、最後のひとひねりとも言われます。その作業を裏方で支えるのが猿楽庁です。同社の代表で、"長官"である橋本徹氏がCEDEC 2009にて「ゲームのチューニングってなんだろう?」というタイトルで講演を行いました。
コーエーのMMORPG『大航海時代Online』、その運営は山あり谷ありといったものだったようです。
ゲームにおけるサウンドの力とはどんなものでしょうか。株式会社バンダイナムコゲームスの中西哲一氏は「サウンドから提案するゲーム演出の在り方」というテーマで講演を行いました。
CEDEC 2009の2日目、CEDEC AWARDS 2009授与式が開催されました。これは、技術面で大きな功績のあったゲームを表彰するという賞で、昨年に続いて2度目の開催となります。