ガチャ排出率、虚偽表記“最大8倍”で運営会社に罰金―韓国『ラグナロクオンライン』など | GameBusiness.jp

ガチャ排出率、虚偽表記“最大8倍”で運営会社に罰金―韓国『ラグナロクオンライン』など

『NIGHT CROWS』運営のWEMADEにも同様の罰金が科されています。

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ガチャ排出率、虚偽表記“最大8倍”で運営会社に罰金―韓国『ラグナロクオンライン』など
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韓国公正取引委員会(以下、韓国公取委)は、韓国で『ラグナロクオンライン』を運営するGravityおよび『NIGHT CROWS』の運営であるWEMADEについて、販売した確率型アイテムに虚偽の表記があったと認定し、罰金を科したことを発表しました。

排出率が実際の8倍の表記になっているケースも

韓国公取委の発表によると、『ラグナロクオンライン』では「衣装エンチャントストーンボックス32」など3つの有料確率型アイテムについて、貴重なアイテムの排出率を実際よりも高く表記していた、あるいは排出率を下方修正したものの表記に反映させていなかったことがわかっています。この中には、実際の排出率が0.1%にもかかわらず0.8%と表記されていたアイテムも含まれます。

また、『Night Crows』では有料で販売されていた「調和の輝かしい元素抽出」について、伝説アイテムの排出率が0.0198%と表記されていたものの実際は0.01%だった、英雄アイテムの排出率が1.00%と表記されていたものの実際は0.32%だったなどの問題が存在していたといいます。

なお、両社ともに購入代金を払い戻すなど自発的に是正措置を行っていることから営業停止措置ではなく罰金を科したとのこと。罰金額はそれぞれ250万ウォン(約25万円)としています。

確率型アイテムの情報公開の義務化により発覚

韓国のゲーム系メディアTHIS IS GAMEによると、この問題は2024年3月に確率型アイテムの情報公開の義務化がスタートしたことをきっかけとして発覚。

『ラグナロクオンライン』に関しては、義務化直前に一部アイテムの確率表記が実態と一致していなかったと告知および修正を行ったところ、ユーザーからの苦情が集まり韓国公取委が調査に乗り出すことになったと伝えています。


《kamenoko@Game*Spark》

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