アメリカの国土安全保障省は海賊版ソフトが動作するようゲーム機を改造する代行業を行っていたとして、カリフォルニア州立大学フラトン校に通う学生を逮捕しました。逮捕されたMichael Crippen容疑者は$30でゲーム機の改造を請け負ったことを認めていますが、彼はこの改造が合法的にパックアップされたソフトを動作させるためのものであると主張しています。しかしながら1998年に制定されたデジタルミレニアム著作権法では「DRMセキュリティの回避」が違法とみなされており、動作させるソフトが合法的にバックアップされたものかどうかに関わらず、著作物へのアクセスをコントロールする機構(ディスクチェックなど)を回避する行為自体がアウトとなります。現在彼は$5,000(約48万円)の保釈金を支払い保釈されていますが、今後行われる裁判で彼の有罪が確定すれば最大で10年の禁固刑が科せられる可能性があります。この裁判の結果は金銭目的ではなく、知的探究心からゲーム機改造を行っているModderから大きな注目を集めるのではないでしょうか。余談ですが、改造技術はどこで学んだのか?という問いに対して彼は「Google」と答えています。(ソース: SciTechBlog, Threat Level, イメージ: GameSpot)
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