アップルはニンテンドーDSやPSPに挑戦状を叩きつけました。アップルは9月9日に米国サンフランシスコにて「It's Only Rock and Roll But We Like It」イベントを開催しましたが、その場でニンテンドーDSとPSPに対して事実上の宣戦布告が飛び出しました。アップルのマーケティング担当バイスプレジデントのPhil Schiller氏はスクリーン上のニンテンドーDSとPSPを指し「これらが出た当時はクールだったみたいだが、一度iPod Touchでゲームをするなら”これ、そんなにクールじゃないだろう”と思うだろう」「ゲームは25〜40ドルするが、子供にはこれを買う余裕がない。価格は重要ではなく、体験が大事」とコメントしたとのこと。スライドではiPhone、ニンテンドーDS、PSPのゲーム及びエンターテイメントソフトの数がそれぞれ21178本、3680本、607本であることが示されたといいます。また、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏は「当初iPod Touchをどのように売ればいいのか分からなかった。電話機能のないiPhoneなのか、それともポケットコンピューターなのか。結局は顧客が我々に教えてくれた。彼らはiPod Touchをゲーム機と見なしはじめたんだ」とiPod Touchをゲーム機としてプロモーションしていく考えを明らかにしました。こうした動きに対し、海外ゲームメディアは「挑戦状が叩きつけられた」と反応しています。ゲーム業界は真っ正面から叩きつけられた挑戦状にどのように反応するのでしょうか。携帯ゲーム機戦線は年末に向けて一波乱が起こりそうです。
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