モバイルリサーチを展開するネットエイジアは2010年1月5日(火)に、「電車内広告の広告効果に関する実態」についてのアンケート結果を発表しました。このアンケートはモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施され、一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住で、週1回以上「JR山手線」「JR中央線」「東京メトロ銀座線」のいずれかの電車に乗る「20歳〜49歳」の男女1146名の携帯電話ユーザーの回答を集計したものとなっています(回答者キャリア内訳:NTTドコモ59.2%、au 31.0%、ソフトバンク9.8%)。まず11月30日(月)から12月2日(水)までの期間中に、「JR山手線」「JR中央線」「東京メトロ銀座線」の電車内で見かけた広告のうち、もっとも印象に残っているものを自由回答形式で聞いたところ、1146名のうち49.7%の回答者が「具体的な商品名、ブランド」を挙げ、31.2%の回答者が「(「ガムの広告」「週刊誌の中吊り」「携帯の広告」などの)抽象的な表現」を記入、19.1%の回答者が「わからない・覚えていない」と答えました。具体的にあがった名前を見てみると、1位は「週刊誌」、2位は「au」でしたが、3位にDSゲーム『レイトン教授と魔神の笛』(と映画の広告)がランクインしました。ちなみに4位は「ドコモ」、5位は「明治チョコレート」と「缶コーヒー」となりました。あわせて行われた質問「期間中にもっとも印象に残っている電車内広告によって、どのような行動をとったか」では、「特に何もしようと思わなかった(しなかった)」の46.0%を除くと、「商品をお店に見に行こうと思った(見に行った)」が21.0%で最多でした。「すぐ買える物」を挙げたグループでは、「商品をお店に見に行こうと思った(見に行った)」が35.2%で全体よりも14.2ポイント高く、「商品を買おうと思った(買った)」が26.4%で全体よりも10.1ポイント高いという結果になっているという結果もあり、「駅の売店やコンビニなどで購入できる具体的な商品名」を挙げた回答者の7割が何らかのアクションを行っているという結果が出ています。JR山手線などでは、マリオのキャラクターを使ったクイズ式広告などもよく見かけます。電車広告を認知した人のアクション率が高い、ということであれば、将来的にゲームが駅のコンビニに置かれるようになる時代もくるかもしれませんね。
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