競争が激化するスマホゲーム業界では、マーケティングにおいてさまざまな工夫が求められます。その中でも、多くの注目を集める取り組みの1つにTVCMやWebCM・キャンペーンなどにイメージキャラクターを起用するケースがあります。
本記事では、過去約1年半の調査データをもとにイメージキャラクター起用事例の傾向を掘り下げます。
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起用傾向は俳優・芸人からコスプレイヤーへ変化
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今回調査したスマホゲーム162作の中でイメージキャラクターを起用したタイトルは18件、全体の11.1%という結果となりました。この数字は、2022年におこなった同様の調査結果である21.8%(78タイトル中17作が起用)に比べると低下しています。さらに、近年「コスプレイヤー」を起用するケースが特に増えていることに注目されます。起用された事例の31.8%にあたる割合をコスプレイヤーが占めており、過去調査で主流だった「俳優」「芸人」の起用を上回る結果に。