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カプコンではコアコンピタンスに情報システム部門のリソースを集中し、それ以外をアウトソースする方針で、コスト削減のために新たなセキュリティシステムを構築するに当たり、複数のサービスの比較検討を行いました。Postiniはスパムフィルターの柔軟性、各国の組織毎の管理権限の移譲などが評価されました。現在2200以上のアカウントのスパムメール対策の強化が図られました。
特に以下の機能が評価されたとのこと。
・国別のスパムフィルターのレベル設定が可能な点。同じメールドメインを国別のグループに分け、状況に合わせたスパムフィルターのレベル設定が可能になった。
・国別の管理画面が構築できる点。グローバルで設定を統一すべき項目、国ごとに個別設定できる項目のレベル分けが可能になり、グループごとに利用ユーザーの言語に合わせた画面のカスタマイズが可能になった。
・管理者を国別のグループごとにおくことで、国レベルでの運用管理/自治が可能になった。
・EU加盟国では、メールに必ずcompliance footerと呼ばれる署名を付けることがルール化されており、グループごとにその署名を強制的に埋め込む設定が可能になった。
今後はまだ統合されてない一部海外拠点を含め3000アカウント程度まで拡張予定だとのこと。また、Google Appsの導入も検討していくとしています。