AQインタラクティブが発表した平成22年3月期第3四半期の業績は、売上高43億6900万円(前年同期0.2%増)、営業損失6億5200万円、経常損失6億5900万円、純損失7億6700万円となりました。コンシューマーゲーム事業の自社販売部門では『ザ★歌謡ジェネレーション』『恐怖体験 呪怨』が計画を下回り、受託開発部門でも新規案件が第4四半期までずれ込みました。アミューズメント事業では受託開発は堅調でしたが、自社販売部門で開発コストが先行しました。新規事業として取り組みが進められているブラウザゲーム『ブラウザ三国志』は当初の想定を上回るペースでユーザーが拡大しているものの、初期投資がかさみ営業利益を確保するまでには至りませんでした。市場環境の悪化は中間決算時の見通しよりも更に上回るもので、通期の業績予想も再度修正されています。修正後の予想は売上高72億円、営業利益1億円、経常利益1億円、純利益9000万円と、ブラウザゲームの伸びなどにより通期では黒字化できるとの想定です。
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