レノボが中国向けに新しいゲーム機を開発しているそうです。このゲーム機の名前は「eBox」。モーションコントロールをフィーチャーしており、コントローラーなしですべての操作を行えるそうです。レノボはゲーム機を開発するためにBeijing eedoo Technologyを設立、本社から40人ほどの技術者を送り込んで開発を進めているとのこと。同社のプレジデントであるJack Luo氏によれば、「eBox」の価格はWii以上Xbox360以下になるとのこと。ターゲットはファミリー層であり、氏は「「eBox」にはすごいグラフィックも強烈な暴力もありませんが、ファミリーにソファから立ち上がって運動する気にさせます」とコメントしています。中国ではXbox360を含む家庭用ゲーム機は発売禁止となっており、正規販売ができれば大きなアドバンテージを得ることになります。「eBox」が中国以外の国で売られるかどうかは現時点では不明ですが、「eBox」の上陸があれば、モーションコントロール時代のゲーム機市場はさらに混沌とすることになりそうです。