モーションコントロールの時代、周辺機器はどうなっていくのでしょうか。ソニーとマイクロソフトの両社がPlayStation MoveやKinectといったモーションコントロールを発表、周辺機器がどうなっていくのかが注目されています。アクティビジョンのCEO Bobby Kotick氏は、「PlayStation MoveとKinectが周辺機器にとっての終わりを意味するとは思わない」と語っています。氏は海外メディアEDGEのインタビューに対し「貴方の内なるロックスター幻想を解放するのなら、ギターやマイク、DJブースが必要になるでしょう。PlayStation MoveやKinectはダンスゲームにおいてずば抜けたものを持っています。もし貴方がこれらを持っているなら、我々はダンスゲーム用のマットを作る必要がなくなるからです」とモーションコントロールと周辺機器の関係を整理しています。その上で氏は、スケートボードのような周辺機器が生み出すゲーム経験は物理的インターフェース(周辺機器)と切り離せるものではなく、逆に将来的には物理的インターフェースがより重要になるとの考えを明らかにしています。さらにKotick氏は、3Dという映像効果は映画のストーリーテリングにおいて破壊的な効果をもたらすもののゲームとの相性は良く、Kinectと3D映像の可能性に興奮する、と語っています。PlayStation MoveやKinectの登場時にいわれたのが、ゲーム内外のギャップ。「ゲームの中では剣や銃を持っているのに、実際には何もない空間で身体を動かしている」という点が指摘されましたが、ゲームと同梱でモデルガンや模造刀を出せばこのギャップは埋められそう。アクティビジョンは『Tony Hawk Ride』でスケートボード型コントローラーを出すなど周辺機器に積極的に取り組んでいますが、モーションコントロール時代にあわせた商品とはどういったものになるのでしょうか。
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