ストリーミングでゲームを楽しめる「OnLive」で、専用端末(OnLive社はマイクロコンソールと呼ぶ)が12月2日から提供開始されます。「OnLive」はローカルにゲーム機やゲームソフトを持たずに、プレイヤーの入力情報だけをインターネットを通じて送信し、その処理はクラウドサーバーで行い、結果の画面を映像として手元に返す、というゲームストリーミングサービスです。大容量のソフトをダウンロードしたり、性能の良いハードを用意する必要がありません。競合にGaikaiなどがあります。これまではPC向けのサービスとして提供されていましたが、専用端末を購入することで、テレビに接続して、一般的な家庭用ゲーム機のようなスタイルで遊べるようになります。専用のコントローラーがあるのも本格的なゲームをプレイするのには良さそうです。専用端末は99ドルで、本体のほか専用コントローラーとゲームソフトを1本無料で遊べるチケットが付属します。本体にはコントローラーを最大4つまで接続できるほか、ボイスチャット用にブルートゥースやUSBヘッドセットを接続できます。1080pや3Dテレビにも対応します。コントローラーには振動機能が付いているほか、プレイ動画をキャプチャするための「Brag Clip」ボタンが用意されています。非常に安価になっていますが、専用端末といっても、家庭用ゲーム機のように性能の良いハードは必要なく、インターネットとテレビを繋ぐ為だけのもので、このような価格が実現されたものと考えられます。ゲームソフトは購入するか、3日間もしくは5日間のレンタルが用意されています。サービスを利用するための基本料金はありません。テイク・ツー、スクウェア・エニックス、ユービーアイソフトなど主要パブリッシャーが参加しています。
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