THQのCFOを務めるPaul Pucino氏はWedbush Morganのカンファレンスで講演し、同社が社運をかけて開発する新規IP『HOMEFRONT』の損益分岐点は200万本のセールスになることを明らかにしました。「収益性の観点で考えれば、『HOMEFRONT』のような自社IPの大作の損益分岐点は200万本くらいになるでしょう。ですから、世界のどこかでそれだけ売らないといけないわけです。しかしそれを超えれば利益率60%の商売にすることができます」『HOMEFRONT』は3月15日に北米で発売され、国内ではスパイクから4月14日に発売予定です。Game*Sparkによれば主要メディアのレビューは中の上といったところで、Metacriticでは75点(PS3)だとのこと。THQでは今後3年程度はPS3とXbox360を所要なプラットフォームと見据え、毎年1〜2タイトルの新作を投入する意向。また、続編タイトルもそれぞれ2〜2.5年のスパンで投入していくとのこと。Wiiのu-Drawタブレットも好調で、3〜4ヶ月スパンで自社の対応タイトルを発売していくとしています。Pucino氏によれば現在THQの収益の60〜70%は他社からのライセンスによって支えられていて(WWE、マーベル、ピクサーなど)、自社IPの推進で50:50までにもっていきたいということです。
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