JPモルガン証券は12日付のレポートで、ニンテンドー3DSの発売について、消費需要が高まる時期ではなく日本の震災もあり厳しい事業環境の中で大きな成功を収めているとしました。DSと比較しても早い段階での海外発売でしたが、順調に進んだ評価しています。また、専用ソフトは投入の遅れもあり軟調な滑り出しながら、発売当初の販売状況から読み取れる兆候はプラスで、今年度半ば移行、3DSの訴求力を取り戻す事は可能としています。ニンテンドーDSについては、タイトルは減少するものの、収益性は依然として高く、主に海外のパブリッシャーから今後も有力タイトルが発売されると予測。Wiiについては、今後の未発表の大型タイトル発表の可能性は低く、新たな据え置き型ゲーム機に照準を合わせた開発が進められているのではないかとしました。JPモルガン証券では2010年度の業績予想について、3DSのハード販売を400万台→350万台、ソフトを1500万本→1000万本に下方修正、DSのハード販売台数を1630万台→1840万台に上方修正。Wiiのソフト販売本数を1億2480万本→1億6890万本に上方修正した上で、売上高1兆1073億円、営業利益1981億円、経常利益1292億円、純利益802億円と予測しています。任天堂の通期業績は4月25日に発表される予定です。
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