ティー・アイ・ダヴリュは27日付のレポートで任天堂について、ラインナップの不足からニンテンドー3DSの普及が当初想定を下回っていると指摘しました。同社は任天堂のこれまでの基本的なモデルが、自社の強力なタイトルでハードを普及させるものであったと指摘。3DSの普及が遅れている要因は東日本大震災の影響よりも、ハードと同時の自社タイトルが『nintendogs+cats』のみであった弱さに起因するものだと述べています。ただし、『マリオカート』(前作全世界2104万本)や『スーパーマリオ』(同2688万本)などで台数は急増すると予測しています。また、3DSはこれまでの携帯ゲーム機と比べて高い値段設定になっていることから、量産効果が出てくればハードの利益も増えるとしています。東日本大震災の影響については、一部の部材や部品で調達に影響が出ているものの、代替品の手当がついている模様とコメント。製造に関しては海外で行っていることから影響は無いようです。6月に開催されるE3で体験可能な状態で展示されるWiiの後継機については、仕様が不明なため、公表されてから評価するとのこと。現行のWiiへの影響に関しては、ソフトの影響は低いものの、ハードは買い控えが起きるだろうと評価しています。
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