コーエーテクモホールディングスが発表した平成23年3月期の通期業績は、売上高320億8100万円(△7.0%)、営業利益33億0500万円(415.5%)、経常利益47億8800万円(58.4%)、純利益27億4100万円(5.3%)となりました。売上は昨年をほぼトレースし、利益面では大きく改善しました。主力であるゲームソフト事業では『真・三國無双6』が出荷66万本を達成し順調に推移したほか、「戦国無双」シリーズでは3DSのロンチタイトルや『3Z』『3猛将伝』をPS3やWiiで発売しました。恋愛アドベンチャーゲーム『遙かなる時空の中で5』も人気でした。売上高215億円に対して営業利益23億円となっています。また、オンライン・モバイル事業も拡大しています。オンラインでは震災の影響で一時サービスを停止しましたが、ソーシャルゲームが収益源に成長しています。『100万人のモンスターファーム』『100万人の真・三國無双』『100万人の信長の野望』などそれぞれ順調にサービスを伸ばしています。また、Mobageに加えてYahoo!Mobageにも展開をスタートしています。売上高46億円に対して営業利益は12億円にも上っています。今期の展開としては新ハードへの積極的な対応や、海外市場を見据えた企画開発の徹底を掲げています。また、収益源として成長するオンライン・モバイル事業では国内外のスマートフォンにおけるソーシャルゲームへの対応を進めていくとのこと。今期の業績予想は通期で売上高350億円、営業利益50億円、経常利益65億円、純利益36億円と予想しています。
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